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変形労働時間制で教員の長時間労働抑制?

5月に自民党の教育再生実行本部の部会が、教員への変形労働時間制導入を盛り込んだ中間提言をまとめました。
変形労働時間制とは、1年間などで平均して労働時間を計算するというものです。
学期中に長時間働いた分は、夏休み期間に休みを取り、トータルの労働時間を減らすという提言です。

しかし、この部会でも「夏休みの研修や部活動のあり方を見直すべき」と指摘しているように、今学校では、プール指導や部活動、補習、指導資料や書類の整理や作成、各種指導計画の中間検証と修正、校内外の研修、研修の事前資料の準備や報告書の作成、校内安全点検、2学期からの授業や行事の準備などなど、夏休みもほぼ毎日教職員は出勤し、夏季特別休暇も取り切れないという状況もあります。

また、ガイドラインでは日々の勤務時間の上限を示すことも提言していますが、変形労働時間制は異常な長時間労働の実態を覆い隠す役割を果たし、学期中は休みもなく働かせ放題の状況が放置される危険性もあると思います。

何より、平均して短くすると言っても、1日1日の長時間勤務を解消しなければ、生身の人間は疲労も回復しませんし、子どもの前にゆとりを持って立つこともできません。

教育予算を増やし少人学級編制や教職員増を行い、教育政策を見直し業務量を減らすことによらなければ、長時間過密労働を真に解決することはできないと思います。

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ビキニ事件の教材作成が行われています

 南太平洋のビキニ環礁などでアメリカが行った水爆実験(1954年)による核被災について、 随分長い間被災したのは第五福竜丸だけだと思っていました。
 
 30数年前、そこに隠された真実=それ以外にも多くのビキニ核被災漁船・船員が存在することを明らかにしたのは、高知県の高校生たちだったことをご存じでしょうか。
 
 その後、被災の実態解明と被災者の救済を求める声にも、日本政府・厚労省は、事実を隠し続けてきました。数年前やっと、厚労省が公文書を開示したのは、アメリカで残された記録が発見された後のことです。
 
 今、太平洋核被災支援センターによって、このビキニ事件についての中高生向け学習教材の作成が進められています。五カ国語にも翻訳され、国際的活用も予定されています。資金はクラウドファンディングで集める計画だそうです。

 多くの被災漁船、船員がいる高知県でこそ、協力と活用が望まれていると思います。

 詳細については、次のサイトにも報告されると思います。

      太平洋核被災支援センター・ビキニ核被災検証会事務局
            http://bikini-kakuhisai.jet55.com 


 

「教育行政の根本的見直しを」福井県議会の意見書に思う

「学力を求めるあまりの業務多忙もしくは教育目的を取り違えることにより、教員が子どもたちに適切に対応する精神的なゆとりを失っている状況があったのではないかと懸念するものである」
「『学力日本一』を維持することが本県全域において教育現場に無言のプレッシャーを与え、教員、生徒双方のストレスの要因となっていると考える」

これは、2017年12月、中学生の自死問題を受け、福井県議会が「教育行政のあり方を根本的に見直すよう」に求め、採択した意見書の一節です。

その福井県などを手本に、全国学力調査の結果を指標として「学力向上策」を推進している高知県。

同様の懸念すべき状況が,広がりつつあると思います。

「学力向上策」が、本当に子どもたちの幸せにつながるものであるのか、教職員の働きがいにつながるものであるのかを改めて問わなければと思います。

福井県議会の意見書で見直しを求めている項目には次のようなものもあります。

「教員の多忙化を解消し、教育現場に余裕を持たせるために、現場の多くの教員の声に真摯に耳を傾け、本来の教育課程に上乗せして実施する本県独自の学力テスト等のとりくみを学校裁量に任せることや、部活動の軽減化を進めるなどの見直しを図ること」

今年度、県独自の学力テストをやめた県も出てきています。

「先生の未配置」に緊急の対策を

「いわゆる小1プロブレムの解消や、小学校中学年から表れる学力の2極化への対応のため、平成16年度から導入した小学校の1・2年生を対象とした30人学級編制及び小学校3・4年生を対象とした35人学級編制を平成30年度も継続していく。」

これは、今年の3月20日、教職員の人事異動にあたって、高知県教育委員会から発表された『平成30年度4月1日付け人事異動の概要』の一節です。

ところが、それに必要な人員が配置されないため、この少人数学級編制ができず、学級数を減らしてスタートした学校が、県下で数校あります。

当該の学校にとっては、大変悩まれた上での、苦渋の選択だったと思われます。

2015年度当初に、県下あちこちで予定していた臨時教員が配置されない事態が起こり、大きな問題となり、教育委員会もさまざまな手だてをうたれたこともあって、この2年間は、年度当初からの未配置についてはほとんど聞かれませんでした。

しかし、今年度は前述の他にも,年度当初から予定していた臨時教員が来ない例が多数出ています。

未配置となっている「先生」は、少人数学級編制のみならず、1人1人の子どもたちにゆきとどいた教育をするためにどうしても必要だということで予定されていた「先生」です。

また、教職員の長時間過密労働が社会問題化している上に、改訂学習指導要領による授業時数の増加や新たな取組も加わり、教職員は「いっぱいいっぱい」の状態で働いています。

行政としてもこうした状況を県民のみなさんに知らせるとともに、今までにない緊急の措置が必要です。




辞令交付式宣伝

採用おめでとう!

本日朝8時前から、辞令交付式が行われる県民文化ホール前で宣伝を行いました。
高知県労働組合連合(県労連)、高知県退職婦人教職員連絡会(退婦教)、高知県退職教職員協議会(退協教)からの応援を含め、9名で「採用おめでとう」と書かれた手製の横断幕も広げながら、チラシを配りました。

334名の新規採用教職員お1人お1人に声をかけながら、「希望あふれる新たなスタートの日、私たちといっしょに子どもたちの笑顔あふれる学校をつくっていきましょう」と呼びかけたチラシを手渡しました。

私がこの宣伝に参加した過去2回は、あいにくの雨でしたが、今日は好天に恵まれました。柔らかい春の日差しに照らされた新採の方の表情からは、緊張した面持ちの中にもこれから始まる学校での仕事に対する決意と希望の思いが読み取れました。

始業式、入学式を経て子ども達の前に立つとき、その思いはさらに大きくなるのではないかと想像します。その思いが「子どもたちの笑顔」につながる仕事、そして教職員としての生きがい、働きがいへとつながることを願わずにいられません。

そうなるために私たち組合も力を尽くしたいとの思いを新たにしました。

新任書記長の初めてのつぶやきでした。今後もよろしくお願いします。
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