18年度(17年度実施)の高知県公立学校教員採用候補者選考審査募集要項が発表されました。
 一次審査が、6月24日と昨年よりも早まったことに加え、一次審査で行っていた面接がなくなり、適性検査(クレペリン)が実施されます。
 事前に発表された「案内」や「変更点」でふれられていなかった大学推薦も要項に書かれています。

 推薦の対象となる校種・職と採用予定数は以下の通りです。
  (1)小学校教諭 10名程度
  (2)中山間地域で勤務する小学校教諭または中学校教諭 3名程度
  (3)特別支援学校小学部教諭、中学部教諭または高等部教諭 5名程度

 推薦基準、には次のような記述が見られます。下線は書記長による)
    高知県公立学校教員となることを第1希望とする人で、採用候補者名簿登載された場合は、高知県公立学校教員となることを誓約する人。
    推薦の対象となる校種・職に応じ、次の①から③までに定める普通免許状のいずれかを有する人又は平成30年3月31日までに取得見込みの人。
① 小学校教諭 : 小学校教諭の普通免許状
② 中山間地域で勤務する小学校教諭又は中学校教諭 : 小学校教諭及び中学校教諭の両方の普通免許状
③ 特別支援学校小学部教諭、中学部教諭又は高等部教諭は、次の普通免許状をする人又は平成30年3月31日までに取得見込みの人。
ア 特別支援学校小学部教諭 : 小学校教諭及び特別支援学校教諭の普通免許状
イ 特別支援学校中学部教諭又は高等部教諭 : 中学校教諭又は高等学校教諭(該当教科)のいずれかの普通免許状特別支援学校教諭の普通免許状

②③については、複数の免許を持った人が対象になっています。

さらに、次の記載もあります。
   2(2)を志願する人については、採用後最低5年間は、高知県内の中山間地域の小学校又は中学校で勤務する意欲のある人。
※採用後は、小学校又は中学校のいずれかの学校への勤務となる。

最低5年間の中山間地域勤務、小学校でも中学校でも勤務できる教諭ということですが、小中一貫校での勤務を狙っているのかどうか、一般の募集ではなく、なぜ大学推薦の枠の中だけにあるのかなど、疑問が残ります。

そして、議会答弁の通り、大学名、各大学の人数は、書かれていませんでした。議会では「他の大学への配慮」を理由にしていたと思いますが、発表しないことが「配慮」になるのか疑問です。また、学生の立場では、「自分の大学が対象になっているのか」を調べるという一手間が増えてしまうので、不親切だと思います。また、県民の視点では、どこの大学をどのような基準で選んだのかとの疑問は残ります。
 現に、高知の学校現場で、先生として働いている臨時教員の経験が正当に評価され、県民にひらかれた、公正・公平な教員選考の制度を望みます。

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